2006年01月05日

私のイラスト制作法-5〜カラーリング

最後は一番楽しい、
カラーリングです。

1.(パソコンの場合)
 新しくレイヤーをつくります。
 名前は「カラー」とでもしておきましょう。
 レイヤースタイルは「乗算」にしておきます。
 このレイヤーを「陰影」レイヤーのすぐ上に設定します。
 方法はレイヤーウィンドウ上で「カラー」レイヤーをドラッグし、
 持ってきたい位置で放せば良いのです。

2.(パソコン、手描き共通)
 好きな部分を好きな色で塗って行きましょう。
 パソコンなら失敗しても消したりやり直したりが容易ですので、
 塗りながらいろいろ考えられますが、
 手描きの場合、
 失敗すると別のコピーを最初から塗り直さなければいけないので、
 あらかじめ色彩計画を立てておいたほうが良いでしょう。

私はこの段階が一番好きで、
何パターンもバリエーションを作ってしまいます。


図1ー好きな色で塗装する
pc4.gif

図2ーイラストレーターなどで別途作成したマーキングを入れる
pc5.gif

さあ、
オリジナルイラストが完成しましたね?
うまくできなくても良いのです。
何回かトライするうちにもっと良い方法をあみ出されることでしょう。

何より自分が楽しむこと、
それが一番大切なのです。


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2006年01月04日

私のイラスト制作法-4〜陰影処理

さあ、
前回作った「陰影」レイヤーにいよいよ色をつけていきます。

1.(パソコンの場合)
 ツールの「描画色を設定」から塗りたい色を選ぶわけですが、
 最初は薄いグレーを選びましょう。

 色味はブルー系を選んでおき、
 その中で適当なライトグレーをクリックします。

 (手描きの場合)
 コピックのクールグレイシリーズのN0.3、5、7あたりを用意します。

2.(パソコンの場合)
 光が右上、左上のどちらから当たっているのかを仮定します。
 今回は向かって左上からの光にします。

 当然、
 光が当たる方向とは反対側が影になるはずですから、
 塗ろうとするイラストの向かって右側面に相当する箇所を
 全てライトグレーで塗って行きます。


図1ー最初は側面の影をつける
pc2.gif
 
 この際、
 ペンタブレットを用いると大変便利です。
 私はワコム社のものを愛用しています。

 ツールの「ブラシツール」を選んで塗りたい場所にカーソルを動かし、
 タブレット本体の上でペンを動かせば良いのです。
 ペン型のマウスに筆圧感知機能が付いているものだと考えて良いでしょう。
 人によってはタブレット本体の上に紙やトレーシングペーパーを引き、
 描き味を調節したりします。

 (手描きの場合)
 クールグレイのNo.3で素早く側面を塗って行きます。
 この時に色むらがなるべく出ないよう心掛けましょう。

3.(パソコンの場合)
 次は下側に向いている面を塗って行きます。
 ツールの「描画色を設定」から、
 先程よりやや濃いめのミディアムグレーを選びましょう。

 塗ろうとしているイラストの、
 下を向いている箇所を全てこの色で塗ります。

 (手描の場合)
 クールグレイのNo.5で下側の部分を塗って行きます。

4.(パソコンの場合)
 最後にダークグレーでアーマーの裏側などの
 暗くなっている部分を塗って全体を引き締めます。
 ツールの「描画色を設定」から、
 濃いめのダークグレーを選びましょう。

 自分の絵を見て、
 一番暗い箇所はどこなのか分析して塗って行きます。

 (手描きの場合)
 クールグレイのNo.7で暗い箇所を塗って行きます。

色を付ける時には、
必ず光がどちらからあたっているのかを常に念頭に置くことが大切です。

すなわち、
光が当たっている面には手を加えず、
その反対側の陰影を塗れば良いのです。


図2ーより暗い影をいれた状態
pc3.gif
いかがですか?
立体的に見えて来たでしょう!


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2006年01月03日

私のイラスト制作法-3〜パソコンにとりこむ

第3段階からはパソコンを用います。

ペン入れしたイラストはこのままでも充分完成品と呼べますが、
さらに陰影や色を付けて、
より立体感を出して行きましょう。

さて、
今回から用いる道具なのですが、

●パソコン(Mac、Winどちらでも)
●スキャナー(A4サイズで充分)
●Adobe Photoshop(Painterなどでも良い)
●ペンタブレット

の4点です。

これらの道具が無い場合は、

●コピック(カラーマジック)

を用意して下さい。

陰影をつける際にはパソコンを使用するととても便利なのですが、
考え方や色の塗り方などは手描きの場合も共通ですので、
パソコンやツールがないからといってあきらめる必要は全くありません。

1.(パソコンの場合)
 ペン画をスキャンして採り込みます。

 この時、
 スキャナの設定を「白黒写真」にしておいてください。
 また解像度は400dpi程度が良いでしょう。

 
 (手描きの場合)
 コンビニなどのコピー機で、
 コピーを何枚か取りましょう。
 このコピーしたものに着彩していくのです。
 こうすればもし失敗してもやり直すことができます。
 原画は大切に保管しておきましょう。

2.(パソコンの場合)
 パソコンにペンタブレットを接続し、
 先程スキャンした画像をPhotoshopで開きます。

 Photoshopのバージョンにもよりますが、
 作業の内容は大体同じだと思います。

 
 1.「イメージ」→「色調補正」→「自動レベル補正」をかけます。
 2.「フィルタ」→「シャープ」→「アンシャープマスク」をかけます。
   この時の数値は一概には言えないので全体を見ながら、
   全ての線がまんべんなく表示されるようにします。
 3.「自動選択ツール」ペン画の線(何処でも良い)を選択します。
 4.「選択範囲」→「近似色を選択」を選びます。
  するとペンで描いた黒い線がすべて選択されます。
 5.「編集」の「コピー」を選びます。
 6.「編集」の「ペースト」を選びます。
  すると新たなレイヤーが追加され、
  そこに黒い線画がペーストされているはずです。
  名前は「線画」とでも付けておきましょう。
  「背景」レイヤーは非表示にします。
 7.「レイヤー」→「新規」→「レイヤー」で新しいレイヤーを作ります。
  名前は「ホワイト」にします。
  ツールバーの「描画色を設定」で白を選び、
  先程作ったレイヤーの画面を「塗りつぶしツール」でクリックします。
  画面は白く塗りつぶされました。
 8.レイヤーウィンドウ上で「ホワイト」レイヤーをドラッグし、
  「線画」レイヤーの下に持ってきます。
  これで、
  線画と白い背景が別々になりましたね。
 9.「イメージ」→「モード」→「RGBカラー」に設定します。
 10. 「レイヤー」→「新規」→「レイヤー」で
  新しいレイヤーを作ります。
  名前は「陰影」にします。
  このレイヤーは「線画」の下に持ってきます。
  レイヤウィンドウ上でドラッグすると簡単です。


下図ー紙のよごれなどが消えてインクの部分だけが残される。
pc1.gif


これでパソコン作業のための準備はOKです。

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2006年01月02日

私のイラスト制作法-2〜ペン入れ

ラフスケッチができたら第二段階に進みましょう。

第二段階はペン入れです。
ラフスケッチの線を整理し、
まとめるわけです。

私が使っているのは、
水性顔料インクのサインペンで、
太さは0.1、0.3、0.5mmあたりでしょうか。
使用頻度が多いのは0.1mmで、
パーティングラインや輪郭線を強調したい場合には0.3mmなどを用います。
自分の使いやすいものでいいと思います。

使用する紙ですが、
適度に透けてなおかつサインペンの滑りが良いものを選びましょう。
私は「PMパッド紙」という、
プロダクトデザインなどのスケッチに用いる紙を使っています。

用意した紙を、
ラフスケッチの上に置きます。
すると紙の上からスケッチが透けて見えます。
これを利用して上からなぞって描いていくわけです。

ラフスケッチが薄くて見えないという方、
心配御無用です。
その場合はラフスケッチ自体にペン入れしてしまって構いません。


図1ースケッチの上からペンを入れる
pen1.gif
ペンを入れていく際の留意点は、
「形を整理する」、
「フリーハンドでゆっくり線をひく」の2点です。

ラフスケッチでは線が何重にも重なっているでしょうから、
その中からここぞと思ったラインでペンを入れるのです。
失敗しても修正液やホワイトインクのペンで簡単に消せますので、
あまり気負わないことです。

線をゆっくり引くのは、
そのほうが線がゆれずに安定するからです。
フリーハンドで描くと線に味が出て、
イラストが活き活きとして見えます。

ただ例外として、
あまりにも長い直線や円弧などを描く場合には、
躊躇せずに定規やコンパスなどを使いましょう。

形の変わり目である稜線を描き込むことで、
立体感を増すことができます。

0.1mm(もしくはもっと細いペン)を使って、
装甲の角に当たる部分に筆圧弱めで線をできるだけ近く、
隣り合わせで2本いれます。

こうすることで、
エッジに「面とり加工」がしてあるように見えます。


図2ー稜線を入れる
pen2.gif

また、モビルスーツなどの工業製品(?)を描く時には、
「部品同士の継ぎ目(パーティングライン)」、
「エッジ(稜線)」などを書き込むとそれらしく見えてきます。

工業製品である以上、
モビルスーツの装甲も工場で作られます。
恐らく鋳型に高熱で溶かして液状になった金属を流し込み、
固める手法を採っているはずです。

その装甲板は、
ムーバブルフレームの上から取り付けて行くために、
どうしても継ぎ目が出てくるはずです。

「ここは前と後ろの2パーツで」、
「これは一枚成型で」などと考えながら継ぎ目線を入れてみましょう。
場合によって太く入れてみたりします。
全部太くしてはいけません。
ここぞという箇所だけにしましょう。

このように線の太さにバリエーションを付けると見栄えがしてきます。


図3ー線の強弱をつける
pen3.gif

さあ、
間違ったラインはホワイトで消して、
ペン入れの完了です。




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2006年01月01日

私のイラスト制作法-1〜ラフスケッチ

このコーナーでは、
イラストの制作方法について書いていきたいと思います。

とはいっても私は自己流なので、
あくまでご参考程度に...。

まず、
第一段階はラフスケッチを何枚か描くことです。

私はたいてい、
0.5mm、HB芯のシャープペンシルを用います。

題材となるテーマ(当サイトの場合モビルスーツ)を決め、
自分の好きなようにアレンジしたり、
全く新規のデザインを試みたり、
鼻歌まじりでザクザク描きます。

sketch2.gif

現段階ではあまり細かくやってしまうと骨が折れるし、
デザインの方向性を狭めてしまうので、
力を抜いて気楽に描きましょう。

ただ、
デッサンはなるべく狂わないように心掛けます。

ああでもない、
こうでもないと、
ぐちゃぐちゃ描いて汚くなってもいいのです。
綺麗に仕上げるのはこの次の段階なのですから。
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