2006年01月02日

私のイラスト制作法-2〜ペン入れ

ラフスケッチができたら第二段階に進みましょう。

第二段階はペン入れです。
ラフスケッチの線を整理し、
まとめるわけです。

私が使っているのは、
水性顔料インクのサインペンで、
太さは0.1、0.3、0.5mmあたりでしょうか。
使用頻度が多いのは0.1mmで、
パーティングラインや輪郭線を強調したい場合には0.3mmなどを用います。
自分の使いやすいものでいいと思います。

使用する紙ですが、
適度に透けてなおかつサインペンの滑りが良いものを選びましょう。
私は「PMパッド紙」という、
プロダクトデザインなどのスケッチに用いる紙を使っています。

用意した紙を、
ラフスケッチの上に置きます。
すると紙の上からスケッチが透けて見えます。
これを利用して上からなぞって描いていくわけです。

ラフスケッチが薄くて見えないという方、
心配御無用です。
その場合はラフスケッチ自体にペン入れしてしまって構いません。


図1ースケッチの上からペンを入れる
pen1.gif
ペンを入れていく際の留意点は、
「形を整理する」、
「フリーハンドでゆっくり線をひく」の2点です。

ラフスケッチでは線が何重にも重なっているでしょうから、
その中からここぞと思ったラインでペンを入れるのです。
失敗しても修正液やホワイトインクのペンで簡単に消せますので、
あまり気負わないことです。

線をゆっくり引くのは、
そのほうが線がゆれずに安定するからです。
フリーハンドで描くと線に味が出て、
イラストが活き活きとして見えます。

ただ例外として、
あまりにも長い直線や円弧などを描く場合には、
躊躇せずに定規やコンパスなどを使いましょう。

形の変わり目である稜線を描き込むことで、
立体感を増すことができます。

0.1mm(もしくはもっと細いペン)を使って、
装甲の角に当たる部分に筆圧弱めで線をできるだけ近く、
隣り合わせで2本いれます。

こうすることで、
エッジに「面とり加工」がしてあるように見えます。


図2ー稜線を入れる
pen2.gif

また、モビルスーツなどの工業製品(?)を描く時には、
「部品同士の継ぎ目(パーティングライン)」、
「エッジ(稜線)」などを書き込むとそれらしく見えてきます。

工業製品である以上、
モビルスーツの装甲も工場で作られます。
恐らく鋳型に高熱で溶かして液状になった金属を流し込み、
固める手法を採っているはずです。

その装甲板は、
ムーバブルフレームの上から取り付けて行くために、
どうしても継ぎ目が出てくるはずです。

「ここは前と後ろの2パーツで」、
「これは一枚成型で」などと考えながら継ぎ目線を入れてみましょう。
場合によって太く入れてみたりします。
全部太くしてはいけません。
ここぞという箇所だけにしましょう。

このように線の太さにバリエーションを付けると見栄えがしてきます。


図3ー線の強弱をつける
pen3.gif

さあ、
間違ったラインはホワイトで消して、
ペン入れの完了です。






posted by テムヤマ・レイキチ at 00:00| 私のイラスト制作法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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